キャンディプチ辞典 キャンディ博士になれるかも?

キャンディと暮らす

vol.10

敬老の日とキャンディ


敬老の日にはおじいちゃんやおばあちゃんに、
日頃の感謝の気持ちと、長寿のお祝いを届けましょう!

長寿を敬う日本のこころ

秋の行楽シーズンで一番はやく来る祝日、「敬老の日」。おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に過ごしたり、感謝の気持ちを込めて贈り物を届ける人も多いはず。
敬老の日は、1966年に国民の祝日となり、2003年以降はハッピーマンデー制度(移動祝日)により毎年9月の第3月曜と定められました。社会や家庭で永年にわたって労を尽くしてきたお年寄りへ、尊敬と感謝を込めて長寿を祝うと共に、福祉への関心と理解を高める日でもあります。
世界的にも長寿大国である日本には、昔から知恵や経験が豊富なお年寄りを敬う美徳があります。還暦や古希など、長寿を祝う賀寿(がじゅ)や、9月9日の「重陽の節供」もお年寄りを敬う日。長寿とその後の新しい人生の門出を祝う慣わしが、日本にはたくさんあるのです。


キャンディが届ける懐かしさと感謝

お菓子が庶民の口にも入るようになった江戸時代、飴は滋養の高い食べ物としても人気がありました。中でも、砂糖を使わないのにほのかに甘く、お餅のような食感ととろける口当たりがやさしい「翁飴」は、今日でも長寿の縁起物として用いられています。
しかし、やはり、おじいちゃんやおばあちゃんには昔から食べている、黒糖玉やカンロ飴などのハードキャンディのほうが「ピンッ!」とくるのでは。特にカンロ飴は、お醤油を使った醸造文化の日本ならではの味わい。誕生した約50年前には、新しいのに馴染み深い味わいで瞬く間に人気となりました。そして今日でも、懐かしさも味わえるキャンディとしてたくさんの人に愛されています。
敬老の日には感謝の気持ちと一緒に、おじいちゃんやおばあちゃんに思い出のキャンディを贈ってみるのはいかがですか。また、若かかりし日の思い出話とキャンディをお伴に、行楽へ誘ってみるのもいいですね。


■賀寿
広くは祝いを指すが、特には長寿を祝うという意味がある。還暦、古希などの祝いは数え年に行う。

■重陽の節供
江戸時代に定められた五節供のひとつで、長寿の祝いと無病息災を祈る日。この日は薬効の高い菊花を酒に浮かべて飲むなどして滋養をつけ、長い冬に備えていた。

■翁飴
もち米を原料にした水あめに寒天を混ぜて固めた、日本の古いソフトキャンディ。