キャンディプチ辞典 キャンディ博士になれるかも?

キャンディと暮らす

vol.6

雛祭りとキャンディ


現代では女の子の年中行事として定着している雛祭り。
今回は雛祭りの意外な事実とキャンディの楽しみ方をご紹介します。

春の神様を迎える雛祭り

2月4日の立春を迎えると、雛祭りの準備が始まります。雛祭りは2月中旬頃までに雛人形を飾り終えるのが一般的。3月3日の上巳(じょうし)に桃酒や甘酒、菱餅やよもぎの草餅、パステルカラーの金平糖や錦玉、ひな飴などの飾り物をお供えし、鯛や蛤など縁起の良いご馳走やお菓子をいただいて女の子の誕生と成長を祝います。
しかし、もとは男女を問わずに春を祝う神事でした。「桃の節供」とも呼ぶ由縁は、旧暦(現在の3月末〜4月初)では桃の花が咲き溢れる頃の行事で、桃は子孫繁栄や長寿の象徴として邪気悪霊を祓う神聖な力があると信じられていたから。雛祭りは本来、農作や漁労が始まる直前に桃花をうかべた酒を飲んだり、紙の人形で身体を撫で、それを川や海に流して身の汚れを清めてから一年の仕事に従事するという、誓いと神様をお迎えする儀式でした。各地で見られる流し雛はこの名残なのです。


桃のキャンディでホッと一息

江戸時代頃までは、3月3日は物忌みの日で仕事を休んで野山や海辺へ出かけ、草花を愛でたり家族や友達みんなで遊び、飲食する風習がありました。これを山遊びや磯遊びと言い、現在でも各地に風習が残っています。お花見や潮干狩りは、雛祭りに行われたこれらの風習が起源なのだとか。花見や潮干狩りが春の代名詞的な行楽なのもうなずけます。
雛人形を飾るご家庭は金平糖や錦玉、ひな飴でお祝いを、もっと身近に雛祭りを楽しみたい方は桃風味のキャンディを味わって4月の新生活を前に気持ちをリフレッシュするのもいいですね。また、お花見や潮干狩りへ出かけてキャンディでホッと一息つくのも、雛祭りの楽しみ方かもしれません。そして、行楽のお供にはカバンにキャンディをどうぞお忘れなく!


■上巳
年中で特に重要な節日として江戸時代に定められた五節供のひとつ。七つの若菜を頂く1月7日の人日(じんじつ)、3月3日の上巳、5月5日の端午、7月7日の七夕、菊の薬効にあやかり長寿を願う9月9日の重陽(ちょうよう)があります。

■物忌みの日
凶日や災いの予兆があった日に飲食や行為を慎み、心身を清め凶事から逃れること。

■錦玉
手毬をイメージしたキャンディのこと。

■ひな飴
お雛様やお内裏様の絵柄になった組飴や、雛人形風の飾り飴、蛤の貝殻をイメージした器や重箱に華やかな飴が詰まったキャンディボックスなど。