キャンディプチ辞典 キャンディ博士になれるかも?

キャンディのはてな

vol.3

糖アルコール


前回少し触れた糖アルコールについて知識をさらに深めましょう!
糖アルコールとは、砂糖でもお酒でもありません。
末端に-CH2OH(アルコールの形)を持った化合物の総称のことを言うのです。

右の図で、糖の末端に水素が2つくっついた様子が分かるでしょうか?(※糖とはブドウ糖・果糖など)右が糖アルコールです。糖アルコールは、このように糖への水素付加で得られるほか、多くのものは天然の海藻・野菜・果実などに含まれています。

糖アルコールの説明図

なぜ、このような甘味料がキャンディに使用されているかというと、糖アルコールは、砂糖にはないさまざまな機能を持っているからです。
カロリーが気になる、血糖値が気になる・・・だけどキャンディ食べたいという人や、爽快感のあるひんやりとしたキャンディが食べたいという人のちょっとした味方になってくれる成分だからです。


ここで、主なものを取り上げてみましょう。

ソルビトール

海草や木の実、リンゴの蜜の部分などに含まれています。甘さは砂糖の60%程度であり、カロリーも75%程度です。高い保湿作用を持っているので、保湿剤としても広く使われています。

マルチトール

前回「キャンディの原料」で紹介したマルチトール水飴のことです。マルチトールは水飴に水素付加することで得られ、天然には存在しません。ノンシュガーキャンディ・シュガーレスキャンディに利用されます。

海藻、果物、野菜、キノコ

キシリトール

皆さんもきっとよくご存知?!のキシリトールは果物・野菜に含まれ、さらに樹木の成分を加工することでも得ることができます。
甘さは砂糖と同程度なのですが、カロリーは砂糖より低く血糖値の急上昇を抑えてくれます。口の中でひんやりした感覚を楽しむことができ、最近ではのど飴でよく使用されています。

エリスリトール

果実やキノコさらには、醤油・味噌といった日本人に身近な食材に含まれています。
口に入れたとき、キシリトールよりも冷涼感を感じることができます。甘味度は砂糖の80%と高く、その上ノンカロリー!!現在ノンカロリーと認定されている唯一の糖アルコールです。


名前を聞くと難しそうな「糖アルコール」。少しははてなが解消されたでしょうか?
キャンディを手にしたとき、後ろの成分表示をちょっと眺めてみてくださいね。
知っている知識が活かせるかもしれませんよ。